競馬AIを作りながら、最近あらためて感じていることがあります。
AIがどれだけ買い目を出してくれても、最後に私自身が迷って買い目を変えてしまったら、何を検証しているのか分からなくなるということです。
そこで今回は、競馬AIの購入ルールを見直しました。
新しいことだけを追加したわけではありません。
以前使っていた「単勝14.9倍以下・7番人気以内」という条件と、現在のAIで使っている「適性TOP5」を組み合わせました。
さらに、AIが出した買い目をクリック一つで購入まで進められるようにしました。
今回の競馬AI開発記は、この変更について書いてみます。
以前は人気薄の馬も買っていた
これまでのAIでは、購入候補として人気のない馬が選ばれることがありました。
もちろん人気薄が来れば配当は大きくなります。
しかし、本当にそこを狙い続けることが自分の馬券に合っているのか。
もう一度考えてみることにしました。
そこで思い出したのが、現在の競馬AIを作る以前に使っていた方法です。
それが、
単勝14.9倍以下・7番人気以内
という条件でした。
昔使っていたデータをもう一度利用する
「14.9倍」「7番人気」という数字を、今回思いつきで決めたわけではありません。
以前、単勝的中馬についてデータを取っていた時期があります。
そのデータを見ると、単勝で的中する馬の大半が、
単勝14.9倍以下・7番人気以内
の範囲に集まっていました。
さらに、この範囲の馬は複勝率も高い傾向がありました。
それなら、以前使っていたこの条件を、現在のAIに組み込んでみよう。
そう考えました。
「適性TOP5」をもう一つのフィルターにする
ただし、「14.9倍以下・7番人気以内」に該当した馬を全部買うわけではありません。
現在使っている、
適性TOP5
をもう一つの条件として加えます。
つまり、
単勝14.9倍以下
7番人気以内
そして、
適性TOP5以内
この条件に該当した馬を購入候補とします。
オッズと人気だけでは候補馬が複数残ることがあります。
そこに適性TOP5を重ねることで、購入する馬をさらに絞り込めるのではないかと考えています。
2頭残ったらどう買うのか
購入候補が2頭残った場合も、できるだけ自分の判断を入れないようにします。
たとえば、
A馬 単勝5倍・3番人気・適性2位
B馬 単勝9倍・5番人気・適性4位
C馬 単勝13倍・7番人気・適性8位
だったとします。
C馬は「14.9倍以下・7番人気以内」には該当しています。
しかし、適性TOP5には入っていません。
そのためC馬は購入しません。
残ったA馬とB馬では、単勝オッズが低く人気のあるA馬を、
単勝+複勝
B馬を、
複勝
として購入します。
こうしておけば、レース直前になって、
「やっぱりこっちの馬にしよう」
「人気薄の方が配当がいい」
などと迷うことも少なくなるはずです。
クリック一つで馬券購入まで
今回もう一つ大きく変えたのが、実際の購入部分です。
条件に該当した馬をAIが買い目として出し、その買い目をクリック一つで馬券購入まで進められるようにしました。
ここは私にとってかなり大きな変更です。
これまで競馬AIを作りながら、予想や買い目を出すところまでは少しずつ形になってきました。
しかし、実際に馬券を買う段階になると私自身の判断が入ります。
そこで迷って買い目を変えてしまえば、AIの成績なのか、私自身の予想の成績なのか分からなくなります。
今回の変更で、
AIが条件から馬を選ぶ
↓
券種を決める
↓
買い目を表示する
↓
そのまま購入する
という流れに近づいてきました。
今回の改善で一番変えたいのは「自分」
競馬AIを改善しているのですから、本来なら「的中率を上げたい」「回収率を上げたい」と書くところかもしれません。
もちろん、それも目的です。
ただ、今回一番変えたいと思っているのは別のところです。
自分で迷って買い目を変えることをなくしたい。
これです。
せっかくデータを集めて条件を決め、AIに買い目を出させても、最後の最後で私が変更してしまったら検証になりません。
当たったときだけAIのおかげ。
外れたときは自分の判断。
これでは、いつまでたっても本当の成績は分かりません。
だから今後は、できるだけ決めたルールに従います。
「適性TOP5・馬連5頭BOX」とは別に検証する
現在続けている、
「適性TOP5・馬連5頭BOX」
については、これまで通り別の検証として続けます。
こちらは適性TOP5に入った馬を馬連BOXで購入した場合の成績を見るものです。
今回の単勝・複勝購入とは混ぜません。
今後は、
① AIが選んだ単勝・複勝
② 適性TOP5・馬連5頭BOX
この2つを別々に記録していきます。
それぞれレース数が増えたとき、的中率や回収率がどうなっているのか。
そこを見ていきたいと思います。
昔のデータと今のAIを組み合わせてみる
競馬AIを作り始めてから、新しい方法ばかり考えてきたような気がします。
しかし今回、以前使っていた「14.9倍以下・7番人気以内」という条件をもう一度取り入れることにしました。
昔の方法に戻ったというより、
以前蓄積したデータを、現在のAIに組み込んだ
と考えています。
そこに適性TOP5を加え、購入候補を絞る。
そして最後は自分で迷わず、AIが出した買い目をそのまま購入する。
これで本当に成績が良くなるのかは、まだ分かりません。
実際に馬券を買って、結果を残してみなければ答えは出ません。
また一つ、競馬AIの形が変わりました。
次はこのルールで実戦です。
良い結果だけではなく、外れた結果もそのまま残しながら検証を続けていきます。