温泉・旅

豊平峡温泉から朝里川温泉へ|混雑を避けて見つけた静かな湯

8月26日、水曜日。

今回はレンタカーを借りて、札幌から豊平峡温泉へ日帰りで出かけました。

もともとの予定は単純です。

豊平峡温泉でゆっくり温泉に入り、そこで昼食を食べて札幌へ戻る。

ところが実際には、豊平峡温泉からさっぽろ湖へ向かい、さらに小樽・朝里方面まで車を走らせることになりました。

最後に立ち寄ったのは、朝里川温泉ホテル。

予定どおりにはいかなかった一日でしたが、結果的にはそれがよかったと思える日帰り旅行になりました。

豊平峡温泉へ到着。中へ入ってびっくり。平日でも多くの人が訪れていました。

まずは豊平峡温泉へ

朝、レンタカーで札幌を出発。

今回の最初の目的地は豊平峡温泉です。

札幌市内からそれほど遠くない場所ですが、定山渓方面へ進んでいくと街中とはずいぶん雰囲気が変わります。

到着して最初に目に入ったのが、「豊平峡温泉」と書かれた大きな看板です。

建物にも年季が感じられ、山の中の温泉らしい雰囲気があります。

敷地内には庭もあり、石や木々、石灯籠などが配置されていました。

こういう庭を見るだけでも、温泉まで来たという気分になります。

そして、楽しみにしていた温泉へ。

豊平峡温泉といえば、やはり広い露天風呂です。

山に囲まれた場所で入る温泉は気持ちがよく、ここまで来た甲斐はありました。

ただ、一つだけ私には気になることがありました。

人が多い。

人気の温泉ですから当然なのですが、私はどちらかというと観光客で賑わう温泉より、静かな温泉の方が好きです。

温泉そのものはよかったのですが、ゆっくり静かに過ごすという意味では、少し私の好みとは違いました。

昼食を食べようと思ったら長蛇の列

風呂から上がった頃には昼も近くなっていました。

当初の予定では、そのまま豊平峡温泉で昼食を食べるつもりでした。

ところが食事処を見ると、かなりの人が並んでいます。

豊平峡温泉で人気のインドカレーとナンを食べようと待っている人たちです。

私はもともとカレーとナンを目的に来たわけではありません。

それ以上に、この列に並んで昼食を食べる気にはなれませんでした。

「ここはもういいかな」

そう思い、豊平峡温泉を出ることにしました。

この時点では、次にどこへ行くかをきっちり決めていたわけではありません。

せっかくレンタカーで来ています。

そこで、もう少し車を走らせることにしました。

さっぽろ湖へ向かう

次に向かったのが、定山渓ダムによってできた「さっぽろ湖」です。

温泉だけのつもりで出かけた一日でしたが、車だからこそできる寄り道です。

案内図を見ると、湖沿いにはいくつか展望台があります。

今回は第2展望台まで行ってみました。

豊平峡温泉の賑わいとは対照的でした。

人がほとんどいません。

木々の向こうに湖が見えます。

さらに進むと、目の前に静かな湖と山の景色が広がりました。

湖面は静かで、周囲を山に囲まれています。

先ほどまで人の多い温泉にいたこともあって、この静けさが余計に心地よく感じました。

しばらく一人で湖を眺めていました。

何か特別なことをするわけではありません。

ただ景色を見る。

それだけです。

私はやはり、こういう場所の方が落ち着くようです。

観光地を次々と回る旅行もありますが、私の場合、人の少ない場所で景色を眺めているだけでも十分なのだと思います。

このまま札幌へ戻るには少し早い

さっぽろ湖を後にしました。

しかし、レンタカーを返すにはまだ時間があります。

そこで、そのまま札幌へ戻るのではなく、小樽・朝里方面へ向かうことにしました。

そして思いついたのが朝里川温泉です。

以前から気になっていた温泉地でもあります。

向かったのは、

朝里川温泉ホテル。

到着したのは午後2時頃でした。

ここで、この日の印象が大きく変わりました。

朝里川温泉ホテルへ

ホテルに入り、日帰り入浴へ。

豊平峡温泉とはまったく違いました。

静かです。

私が入ったとき、浴場にいたのは3人ほどでした。

これくらいの人数なら、落ち着いて温泉に入れます。

豊平峡温泉のような大きな露天風呂とは違います。

しかし、私にとって大切なのは風呂の大きさだけではありません。

人が少なく、静かに湯につかれること。

私にはこちらの方が合っていました。

湯につかりながら、

「最初からこっちでもよかったかな」

そんなことまで思いました。

人気の温泉と、自分の好きな温泉は違う

今回、豊平峡温泉と朝里川温泉ホテルという、タイプの違う二つの温泉に同じ日に入ることになりました。

そのおかげで、自分が温泉に何を求めているのかも、改めて分かった気がします。

豊平峡温泉は人気があります。

広い露天風呂があり、食事も有名です。

多くの人が訪れる理由も分かります。

一方の朝里川温泉ホテルは、この日たまたまだったのかもしれませんが、とても静かでした。

私にはこちらの方が落ち着きます。

有名だからいい温泉というわけではなく、自分が落ち着ける場所が、自分にとっていい温泉なのかもしれません。

予定どおりにいかなかったから見つかった場所

今回の日帰り旅行は、当初考えていたものとは違う一日になりました。

豊平峡温泉へ行き、温泉に入って昼食を食べて帰る。

最初はそれだけの予定でした。

ところが混雑を見て予定を変更。

さっぽろ湖へ寄り、静かな景色を眺める。

さらに小樽・朝里方面へ車を走らせ、朝里川温泉ホテルに立ち寄る。

予定どおりではありません。

でも、振り返ってみると、それがよかった。

特に朝里川温泉ホテルは、また来てもいいと思える温泉でした。

日帰り温泉は、こんな一日でもいい

若い頃なら、せっかく車を借りたのだから、もっといろいろな場所を回ろうと思ったかもしれません。

今はそうでもありません。

温泉に入り、静かな湖を眺め、また温泉に入る。

それだけで十分です。

今回改めて感じたのは、

私はやはり、人の少ない静かな温泉が好きだということ。

そしてもう一つ。

予定を変えることも、悪くありません。

豊平峡温泉が混んでいなければ、さっぽろ湖で一人静かに景色を見ることも、朝里川温泉ホテルに立ち寄ることもなかったでしょう。

予定どおりにいかなかった一日。

でも最後には、

「今日はこれでよかった」

と思える日帰り旅行になりました。

また次の機会にも、自分が静かに過ごせる温泉を探して出かけてみたいと思います。

日帰りでも楽しめます。

 

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