私はこの馬を買いました ― AI予想を実戦投入、そして気づいた「欲」の罠
今日は、これまで作ってきた競馬AI Version1.2の予想を使って、実際に馬券を購入しました。
検証だけを続けていても、本当にこの予想で馬券を買えるのかは分かりません。
数字の上では良くても、自分のお金を出して買うとなると話は別です。
そこで今日は、AI予想シートに表示された◎と○を基本に、実戦で馬券を買ってみることにしました。
今日の基本ルール
1レースの予算は5,000円。
AIが◎と○の2頭を選んだ場合は、
◎ 単勝+複勝
○ 複勝
を基本にしました。
理由は単純です。
◎が勝てば単勝で利益を狙う。
◎が2着、3着なら複勝で拾う。
そして○についても、勝つことまでは要求せず、3着以内に来れば複勝で拾う。
AIが選んだ2頭を、そのまま馬券として評価してみようという考えです。
実際に買ってみる
今日の実戦では、この買い方が機能したレースがありました。
中京のレースでは11番を、
単勝 1,000円
複勝 2,000円
購入。
11番は勝つことはできませんでしたが、複勝330円が的中しました。
購入3,000円に対して払戻6,600円。
収支は+3,600円。
単勝は外れても、複勝が仕事をしてくれました。
これが今日考えていた買い方です。
「勝たなければ終わり」ではなく、AIが選んだ馬が馬券圏内まで来れば、複勝で回収する。
実際のお金を使ってみると、この意味がよく分かります。
ところが最後に欲が出た
問題は最後でした。
関屋記念です。
ここで私は、それまで決めていた買い方を変えてしまいました。
◎の単勝・複勝だけではなく、◎と○の馬連、さらにワイドまで購入しました。
「せっかくAIが2頭選んでいるのだから、2頭の組み合わせでも取れるのではないか」
そんな気持ちが出ました。
結果は外れ。
ところがレースが終わってから確認すると、最初に決めていた
◎=単勝・複勝
○=複勝
という買い方を続けていれば、○の複勝は拾えていました。


※実際に購入した馬券です。関屋記念では当初のルールを崩し、馬連・ワイドまで購入してしまいました。
これは考えさせられました。
AIを検証しているのか、自分の欲を検証しているのか
馬連やワイドを買ったこと自体が悪いとは思いません。
問題は、検証中なのに途中でルールを変えたことです。
◎と○の複勝なら、どちらか1頭が3着以内に来れば的中の可能性があります。
ところが馬連やワイドになると、◎と○の2頭とも走ってくれなければなりません。
AIに要求する条件を、自分で厳しくしてしまったわけです。
そして外れました。
競馬を長くやっていると、
「これも買っておけば」
「馬連ならもっとつく」
「ワイドも押さえよう」
という気持ちがどうしても出てきます。
しかし、今やっているのはAI予想の検証です。
AIのルールを固定しているのに、買う人間が毎回ルールを変えていたら、本当の成績が分からなくなります。
今日、一番大きかったのはこの発見でした。
次回から買い方も固定します
そこで次回から、AI予想で◎と○の2頭が出た場合は、基本的に、
◎ 単勝
◎ 複勝
○ 複勝
この3点で検証していこうと思います。
馬連やワイドで欲を出さない。
少なくとも一定数のデータが集まるまでは、同じ買い方を続けます。
予想方法だけでなく、購入方法まで固定する。
これで初めて、本当の意味でAIの馬券成績を測れるのではないかと思っています。
今日の収支は+3,600円
結果として、本日の実戦は**+3,600円**で終了しました。
もちろん、1日プラスになったからAIが完成したとは考えていません。
まだデータは少なすぎます。
それよりも今日は、
「予想ルールだけでなく、買い方のルールも守る」
ということを実際のお金を使って教えられた一日でした。
そして、もう一つ気になっているのが「評価A」です。
最近のデータを見ていると、◎○▲△という印とは別に、評価Aの馬がかなり馬券に絡んでいるように感じています。
しかもS評価より配当が良いケースが目につきます。
ただし、これもまだ「感覚」の段階です。
条件戦、オープン・リステッド、重賞では違いがあるかもしれません。
ここも今後、データを増やして確かめます。
AIの判定条件は変えません。
Version1.2のまま、同じルールで記録を続けます。
そして私自身も、余計なことをしない。
AIを固定する。
買い方も固定する。
そして結果を見る。
今日の馬券で、その方針が少しはっきりしました。
次のレースも、この方法で買ってみます。
なお、2週に渡って適正だけで予想する記事をあげましたが、精度が悪いためこれからは記事に挙げません。
煩わせて申し訳ございませんでした。
ここに深くお詫び申し上げます。
※この記事は個人的な競馬AIの開発・検証記録です。馬券の的中や利益を保証するものではありません。馬券購入は無理のない範囲で行っています。