8月の競馬が終わりました。
今月から本格的に競馬AIを使った馬券購入と、その結果の記録を始めています。
ただし、8月は完成したシステムを使って1か月間戦ったわけではありません。
AIを作り、実際のレースで使い、問題が見つかれば修正する。
そして、また次のレースで試す。
そんなことを繰り返した1か月でした。
結果だけを先に書くと、単勝・複勝はマイナス。
一方、適性総合TOP5を使った馬連5頭BOXは、かなり良い結果になりました。
しかし、この数字だけを見て馬連に切り替えるつもりはありません。
まずは8月に実際に何が起きたのか、振り返ってみます。
8月の単勝・複勝は回収率90.4%
8月の単勝・複勝の実戦成績は次のようになりました。
| 日付 | 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 8/1 | 13,000円 | 27,100円 | +14,100円 | 208.5% |
| 8/2 | 10,000円 | 4,160円 | -5,840円 | 41.6% |
| 8/8 | 6,100円 | 11,500円 | +5,400円 | 188.5% |
| 8/9 | 11,000円 | 0円 | -11,000円 | 0% |
| 8/16 | 9,900円 | 12,160円 | +2,260円 | 122.8% |
| 8/23 | 12,000円 | 0円 | -12,000円 | 0% |
| 8/30 | 10,000円 | 10,200円 | +200円 | 102.0% |
| 8月合計 | 72,000円 | 65,120円 | -6,880円 | 90.4% |
7日間のうち、プラスになったのは4日。
回収率は90.4%で、収支はマイナス6,880円でした。
100%には届きませんでした。
ここは「惜しかった」で済ませず、8月の実収支はマイナスだったと、そのまま記録しておきます。
「買えていれば」は成績に入れない
8月23日には、大きな失敗もありました。
レース直前までAIの調整を続けてしまい、締切に間に合わず、実際には馬券を購入できなかったレースがありました。
AIの判定ではキーンランドCの単勝・複勝、さらに馬連も的中していました。
当然、
「買えていれば……」
とは思います。
しかし、買っていない馬券を後から的中扱いにしてしまったら、実戦記録ではなくなります。
そのため月間成績については、後から数字を都合よく変更せず、実際に購入した金額と、実際に受け取った払戻だけで集計しました。
AIが当てることと、実際に馬券を買って利益にすることは別です。
これも8月に学んだことの一つでした。
適性総合TOP5・馬連5頭BOXは回収率205.7%
一方、別に検証を続けている「適性総合TOP5・馬連5頭BOX」は、かなり違う結果になりました。
11レース中6レース的中。
的中率は54.5%。
そして回収率は、
205.7%
となりました。
最高獲得配当は14,560円、最低獲得配当は710円、平均獲得配当は3,941円です。
単勝・複勝の90.4%と比較すると、馬連BOXの205.7%はかなり目立ちます。
特にアイビスSDで145.6倍を取れたことが、回収率を大きく押し上げました。
ただし、高配当が1本当たっただけとも言い切れません。
11レース中6レースで的中しています。
ここは今後も注目していきたいところです。
それでも馬連に乗り換えない
数字だけを見れば、
「単複をやめて馬連BOXにすればいいのでは?」
とも思えます。
しかし、今の段階でそう判断するつもりはありません。
理由は単純です。
まだ11レースしか検証していないからです。
11レースで回収率205.7%だからといって、この数字が今後も続くとは限りません。
反対に、単複が1か月90.4%だったからといって、その方法が駄目だと判断するのも早すぎます。
ここで成績の良かった方法へ次々と乗り換えてしまえば、いつまでたっても検証になりません。
8月までの私は、結果を見ながらAIそのものを何度も修正してきました。
しかし、そろそろ「作る」段階から「試す」段階へ移る時期だと思っています。
8月は「AIを作りながら馬券を買った月」
振り返ってみると、8月で一番大きかったのは回収率ではないかもしれません。
月初と月末では、競馬AIの仕組みそのものが大きく変わりました。
現在は、
AI予想
→ 適性順位照合
→ 購入対象判定
→ 買う馬の決定
→ 購入金額決定
→ kaime.txt作成
→ IPAT GO
→ 自動投票
というところまで自動化しています。
実際のレース当日にも、自動投票まで正常に動くことを確認できました。
最初はAIが出した数字を見て、最後は自分で考えて馬券を買っていました。
それが今では、AIの判定から実際の馬券購入までつながるようになりました。
8月23日の「予想は当たったのに締切に間に合わなかった」という失敗も、自動化を進める理由の一つになりました。
さらに8月30日には、自分でJRAの画面を見ながら購入した際、6番と9番を間違えるというミスもしました。
AIが正しく判断しても、最後に私が間違えれば意味がありません。
こうした失敗も含めて、今のシステムが出来上がってきました。
現在の単勝・複勝購入ルール
9月から使う単勝・複勝の基本ルールも、かなり固まってきました。
購入対象は適性順位5位以内。
その中から7番人気以内、単勝14.9倍以内の馬を対象とします。
条件に入った馬のうち、単勝オッズが最も高い馬を主軸として単勝+複勝。
さらに購入対象馬が複数いる場合は、もう1頭の複勝を追加します。
条件に該当する馬がいなければ、
買いません。
これも重要なルールです。
AIに何とかして買う馬を出させるのではなく、「今日は買わない」という判断もシステムの結果として受け入れます。
9月は「いじらない」ことを目標にする
8月は、競馬AIを作りながら馬券を買いました。
9月は少し違います。
なるべくAIをいじらない。
これを一つの目標にします。
負けたから条件を変更する。
次に馬連が当たったから馬連を重視する。
人気薄が来たからオッズ条件を広げる。
これを繰り返していたら、何が本当に有効なのか分からなくなります。
9月からは現在のルールをできるだけ固定して、実戦データを積み上げてみます。
単勝・複勝が90.4%からどう変化するのか。
適性TOP5・馬連BOXの205.7%がどこまで維持できるのか。
そして、自動投票まで完成したことで、人間側のミスをどこまで減らせるのか。
ここからが本当の検証だと思っています。
8月の結論――マイナスだったが、無駄な1か月ではなかった
8月の単勝・複勝は、
購入72,000円、払戻65,120円、収支-6,880円、回収率90.4%。
数字だけなら負けです。
一方、適性TOP5・馬連5頭BOXは回収率205.7%。
こちらは予想以上の結果でした。
しかし、私にとって8月最大の成果は、この二つの数字ではありません。
競馬AIを実際に馬券を買えるところまで作り上げたこと。
これが一番大きかったと思います。
締切に間に合わなかった。
買う馬番を間違えた。
単複では月間収支もマイナスだった。
決して成功ばかりではありません。
むしろ、失敗しながら少しずつ問題を潰してきた1か月でした。
だから9月は、新しい機能を次々と追加するより、まず今あるシステムを使ってみます。
ルールを変えずに続けたら、本当に結果はついてくるのか。
9月から、ようやくその検証を始められそうです。