なんの努力もせずに・・・

いつも競馬のことだけのブログですが、今日は少しだけ違う話題を書いてみます。

今月で67歳になります。前期高齢者です。この歳まで「何もなさず人が羨むような成功者」にもなれませんでした。
そもそも裕福な家庭で育ったわけでもなく、高学歴でもなし。低学歴がハンデというならそのハンデを打ち砕く闘争心もなく生きてきました。

でもそれでもこの歳まで生きてこれました。はっきり言えばなんの努力もせずにです。
私のことを強いという人がたまにいます。何が?どこが?強いのか教えてくれた人はこの歳までいません。
そして自分でも強いなんて思ったことがないのです。
一つだけ

「死にたい」と考えたことが一度もありません。
これが恐らく人と違うところだろうとは思っています。

一度もないとは断言はできませんが、思い悩んだことがないのです。

こんな俺でも生きてこれたよ。

「あんたも生きろ。」「生きて欲しかったよ」
新年早々、自分で命を絶った弱い友人へ(きっと昨日までは俺より強い人間だったはず)送る言葉です。

 

さて、夜も更けてきました。
67歳の前期高齢者はまだ元気で働いてます。
会社から給料をもらい、お国から年金をもらい悠々自適の人生を過ごしています。
家族もなく兄弟とも縁がない。

親戚一同、こんな真面目な男になっていたなんて想像もつかないことでしょう。(笑

現在の私の目標は75までは現役を続けることです。この歳になった次の日には命もいらないと考えています。
そしてそれまでは競馬を続ける。競馬というより馬券を買い続ける。

最後に菊池寛氏の「わが馬券哲学」の最後の一説を書いておきます。
私はこの文が大好きです。肝に銘じております。

馬券買に於て勝つこと甚だかたし。ただ自己の無理をせざる犠牲に於て馬券を娯しむこと、これ競馬ファンの正道ならん。競馬ファンの建てたる蔵のなきばかりか(二、三年つづけて競馬場に出入りする人は、よっぽど資力のある人なり)と云わる、勝たん勝たんとして、無理なる金を賭するが如き、慎しみてもなお慎しむべし。馬券買いは道楽也。散財也、真に金を儲けんとせば正道の家業を励むに如かず。

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