ギャンブル法案に思う

政治的なことはブログでは書きたくないが、昨日夜遅くIR法案が国会を通った。
数の力で押し通す○○党、なんでもかんでも反対する○○他野党。
今年の1月の通常国会から続いた通常国会も終わりになる。

森友・加計問題。働き方改革・IR法案。
問題を掘り起こした野党は結局攻め切れないままに終わった。
最後には通るはずもない不信任案を出し3時間も一人で喋りまくる始末。
どこかの野党の党首だったが、今年の初めにいた党名も忘れていた。

人の上げ足取りをして世論を味方にしようとする。
マスコミが出すメッセージが世論と勘違いし野党側はいきり立つ。
マスコミと本当の世論の間のギャップをわかっていない。
今の野党に政権を担えるなんて考える人はよほどギャンブル好きの人だ。

そのギャンブルを反対していた野党だが、残念ながら国会を通ってしまいました。
ギャンブル依存症に関心が集まっていますが、IRはカジノだけじゃないんです。

リゾート施設の中にカジノがある。カジノの中にリゾートがあるのではないのです。
大きなホテルの中にゲーム機が置いてある感覚。乱暴な表現かも知れないがその程度です。

全国7か所を当初の目標にしているようですが、「私の町に作ってください。」と誘致に積極的な市町村も少なからずあります。
マカオは有名ですが、フィリピン、韓国などにもできていますが経済的効果が高いことはあまり触れられずに国会を終わりました。

ギャンブル依存症が増えると言われています。その対策が甘いことも指摘されています。
しかしです。カジノはそれほど庶民的なギャンブルではないと思いませんか?
パチンコ依存症は200万人とか300万人と言われていますが、これは誰でも行けることが依存症を増やし続けている原因が一つにあります。庶民的なんです。

IRは外国から観光客を呼び入れ、リゾート施設を使っていただき、合間にカジノで楽しんでいただく。そういう流れです。庶民的ではないのです。
カジノだけでくる人はプロのギャンブラーだけでほとんどは観光客です。そして富裕層。

日本人には富裕層などほとんどいません。
借金や会社のお金でカジノへ出入りしている人も過去はいましたが稀なことです。
庶民的じゃないから日本人はそれほど利用できない。依存症もそれほど増えない。
乱暴な結論ですがそんなものだと思っています。

現在のパチンコ依存症の人がカジノ依存症になることも考えられます。
それが一番怖い。
パチンコはギャンブルじゃないらしいが、何を言ってるんだか?
依存症がこれだけ多くなっているというのに唖然としてしまう。

ギャンブルを嫌う人は多い。それはそれでその人の考え方を否定するつもりは毛頭ないが・・・

ギャンブル=賭博という考え方だとそうなるのだろう。
しかし、ギャンブルは賭博だけではない。
人生をギャンブルだと考えを持たない人の思考がよく理解できない。
経験してきただろう入試や会社の選考。結婚や離婚。
人生の節目節目でギャンブル資質が必要だったはずだ。

競馬やパチンコは金が動くギャンブルだとしたら、人生の節目節目は人生が動くギャンブルだ。どちらがギャンブル性が高いのでしょう?

人生でギャンブルをしたことのない人は殆どいない。(はず)
ギャンブルだと知らないで生きているだけなのです。

付け加えればギャンブル性を持たない生き方なんてつまらないと思う。
私は成功者ではないし、ギャンブルにことさら強いわけではない普通の人間です。

かつて影響を受けた寺山修司という作家の言葉を最後に書いておきます。

賭けない男たち、というのは魅力のない男たちである。
彼らは、つねに 
 「選ぶ」ことを恐れる。
そして賭けないことを美徳であると考えて、他人並みに
生きることを幸
福と考えている。
                   (「誰か故郷を想はざる」)
偶然をはらまない人生に、何の生甲斐があるものだろうか? 
                                                           (「馬敗れて草原あり」)

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